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(本の感想)習慣を変えれば人生が人生が変わる マーク・レクラウ

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マーク・レクラウさん

ドイツ出身のライフコーチであり、能力開発の第一人者

アメリカ・ドイツ・イギリスで続々ベストセラー入り

 

本書の概要

作者はほとんどの人は

「なぜ、恵まれている人とそうでない人がいるか?」を理解できていない。「あなたの人生を作り出しているのはあなた自身だ」と断言している。

本書は人生を変えるための必要なことを100項目に渡り記載しており幸せは自分次第であるということを伝えてくれる一冊になっています。

 

本の感想

まず、最初に良い人生を送るための結論を記載している。

概要でも記載したが「あなたの人生を作り出しているのはあなた自身だ」ということだ。多くの人が人生を改善し良くしたいと願っているのに、それを実現するための正しい方法を知らない。人生を変えたいなら人生の主導権を握って行動を起こす事が必要で、この後あとに記載する行動を習慣化することが重要で新しい習慣を身に付けるには3〜4週間掛かるのでこの期間が人生の分岐点になると述べています。

 そのために必要な項目が全部で100項目記載されています。その目標を細分化して各課題を締め切りを設定して一つひとつやり遂げながら習慣を変えて人生を変える。人生で違う結果を得たいなら新しい習慣を確立する必要があります。今回はその記載されている中で私に刺さった内容を抜粋して記載していきます。

 

1.良い人生にするための基礎固めと道筋について

 あたなは自分のストーリーの脚本家で監督で主演俳優である。もしも今のストーリーが気に入らないのであれば思いきって変えてしまえば良い。

 

①自尊心と意思力を身につける

自尊心と意志力があれば、人生で大きなことが成し遂げることができる。

この2つは訓練によって身につけることができるので足りないと感じているのであれば達成可能な小さな目標を設定するとよい

 

②自分の人生に責任をもつ

あなたに人生に責任を負っているのは、他ならぬあなた自身だ。

もし、結果が気に入らないなら自分の思考、感情、行動を変えればよいのだ。

 

③言い訳をやめる

完璧なタイミングは永遠に訪れない、今すぐに始めたほうが良い

ひとつ言えるのは、今までと同じことをしているかぎり、同じ結果しか得られないということ

 

④ポジティブな思考を選ぶ

「思考がどんな強い力を持っているか気づいたら、ネガティブな思考を絶対にしなくなるはずた」平和運動家ピース・ピルグリム

「いいか悪いかでというのではなく、そのように考えるからそうなるのだ」シェイクスピア

常にボジティブな思考をしよう。ポジティブ思考とは問題を成長の機会ととらえ、何らかの教訓が秘められていると考える現実主義者である。

 

⑤感謝の気持ちを持つ

感謝の気持ちは幸せにつながり、怒りや妬み、恨みに対する解毒剤になる。

持ってないものに対して不平不満を言うのではなく、持っているものに対して「ありがとう」といって一日をスタートしよう

 

⑥相手の話にもっと耳を傾ける

具体的には相手が話をし始めたときにアドバイスや解決策が浮かんでも、30秒は黙って耳を傾けよう。多くの人が話を聞いているのは相手を理解するためでなく自分が発言をするためだ。自分の言いたいことを相手の発言中に心の中で予行練習しているなら相手の話に耳を傾けていない。

相手は話をじっくりと聞いてもらうと、相手はあなたに好感を抱く。その結果、あなたの会話に技術は大きく向上し、人間関係は飛躍的に改善する。

 

2.人生の目的と目標を見つけ出す

①自分を良く知る

人生を変える前に最初にするべきことは、自分の現状と自分に欠けていることを理解することである。

次の問いに答えてみよう

・あなたの人生の夢は何か?

・人生の最後が近づいたとき、しなかったことで最も後悔することは何か?

・時間とお金に余裕があれば、何をし、何になり、何を手に入れたいか?

・人生で何に興味を抱いているか?

・自分の人生を制限をしているのは何か?

・この一年で最大の制限は何か?

・この一年で最大の不満は何か?

・他人を喜ばせるために何をしているか?

・自分を喜ばせるために何をしているか?

・これまで最高の仕事は何か?

・それが最高の仕事だと思う理由は何か?

・現在の仕事と5年前の仕事の違いは何か?

・自分の仕事の中でどの部分が1番楽しいか?

・自分の仕事の中でどの部分が1番嫌いか?

・先延ばしにしがちなことは何か?

・自分が誇りに思っていることは何か?

・自分をどう表現しているか?

・自分の行動のどうゆう部分を改善する必要があるか?

・人生で成功するための決意は現時点でどのレベルか?

・現時点でどのくらい健康で幸せだと思っているか?

・現時点で人生をどのくらい楽しんでいるか?

・何に対する恐怖を捨てたいか?

・人生のどの分野で突破口を開きたいか?

 

②目標を書き留める

自分の目標について心の中で明確なビジョンを思い描こう。自分が既に目標を達成している姿をイメージしよう。それはどんな感じだろうか?

目標は具体的に肯定形で表現し、それを必ず達成すると自分に言い聞かせよう。目標に邁進するときは結果だけでなく努力に対しても何らかの報酬を与えよう。

 

③自分で運を作り出す

イギリスの心理学者リチャード・ワイズマン博士は『運』について研究し次のような結論に達した。『運というものに科学的根拠はない。唯一の違いは、自分を幸運だと思うか不運だと思うかである。言い換えれば自分にいいことが起こると予想するか、悪いことが起こると予想するかである』このように幸運か不幸かはいいことが身に起こると予想しているかどうかという問題に過ぎない。ネガティブな物の見方をしている限り脳はチャンスに気づかない。

 

3.時間を管理する

①時間を賢く使う

時間を確保する最も確実な方法は、テレビの視聴を1時間減らすことと1時間早起きをすることだ.これで2時間の時間の確保ができる。

次の時間泥棒に気をつけよう

・全てを自分でしようとする

・注意力が散漫になりやすい

・通話時間が長すぎる

・ファイルを探して時間を浪費する

・物事をいつも同じやり方で処理し、より効果的な方法があることに気づいていない

・メールやSNSに夢中になる

いつまでも『時間がない』という言い訳をし続けるか、新しいやり方で時間を賢く使うか.それはあなたが自身で決定し実践することです。

 

②整理整頓する

忙しくて整理整頓するのではなく、整理整頓を怠っているからバタついてしまうのです。

 

③いやな依頼はきっぱりと断る

嫌な依頼に『ノー』と言うたびに、自分に『イエス』と言うことが出来る。相手に『ノー』と言うときに罪悪感を抱く必要はない。相手に対する個人的な根性によるものではなく、自分の事業であることを説明しよう。無理な頼み事に『ノー』といえば人生はずっと快適になる。

 

④家族ともっと一緒に過ごす

ウォルト・ディズニーは『仕事のために家庭を蔑ろにしてはいけない』と言っています。そんなこと当たり前と思うかもしれないがオーストラリアの看護師ブロニー・ウェアによると死に直面している人たちの5つの最大の後悔の一つは家族との時間を犠牲にして職場で多くの時間を過ごし過ぎたことだそうです。家族を大切にすれば自尊心が高まるでしょう。

 

4.自尊心を高める

①自分の人生を送る

自分のしたいことをしよう。他人と違う自分らしい生き方をする勇気を持とう。あなた時間は限られているから他人の人生を生きて自分の時間を浪費してはいけない。

 

②自分を責めない

自分が完璧でないことを受け入れよう。あなたは永遠に完璧にならないがそれでいいのだ。

 

③完璧主義ではなく『最善主義』を目指す

完璧主義は自尊心を台無しにする。なぜなら、自分は失敗をしているという思いが常に付き纏い、自分をすんなり受け入れることができなくなるからだ。たとえ完璧に出来なくとも自分にもっと優しくなろう。

 

④自分に投資する

収入の5%から10%を本やセミナーなどに投資しよう。

常に好奇心を持ち、学び自分を向上させよう。

 

⑤欲しいものを求める

『求めたらよかった』と悔やみやがら生きるよりも、求めて断られる方がずっといい。勇気を持って求めよう。求めさえすれば、欲しいものが手に入る可能性がある。

 

5.行動を起こす

人生の成功の秘訣の一つは何かを成し遂げることである.今すぐに先延ばしをやめよう。目標を達成する人と行き詰まった人の最大の違いは、行動である。たえず行動を起こして間違えても教訓を学んで前進し続ける。断られても再び挑戦する。

今日、何を始めるか考えそれを実行しよう。

 

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