この記事は後編です。
前編は書き方御覧ください
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— sayama 本の要約とガジェット好き (@sayama25840896) 2021年1月16日
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7.人に嫌われない話し方
「嫌われない話し方」は「好かれる話し方」以上に重要でまずは「好かれること」より「嫌われないこと」です。
つまり、話し方の上手な人は一度人から嫌われてしまうと、その後どんなにがんばってもリカバリーが難しいことを知っていて、好かれるよりも嫌われない話かたをすることに細心の注意を払っているのです。
①話し上手な人は、余計な一言を言わない
ポイントは自分が嫌いであったり興味のないことでも、相手の感情に寄り添う言葉を発するのです。
例えば、「社長をすごく尊敬しているんだ」と相手がいったとします。
であれば「いいことね」と返せばいいだけです。
②正論は「ストレート」ではなく「変化球」で伝える
できれば相手に嫌われたくない。これは誰でも思っていることでしょう。しかし、時には、どうしても相手の誤りを指摘しなければならない場があります。
そうした時に最も気をつけたいのが「正論」の伝え方です。
「正論」が相手の逃げ場を塞いで追い込んでしまうことがあります。「正論」だからこそ真正面から言わない配慮が必要なのです。
たとえば、仕事で失敗をしている後輩に対していきなり正論をぶつけるのではなく「俺にも、まったく同じような経験あるよ。その時にある先輩が言ってくれたんだけどさ・・・」実際にはそんな先輩は存在しません。しなくとも架空の話しでいいのです。大事なのは相手を傷つけないように正論を伝えること。後輩の彼は頑張っている分、深く傷ついてしまいます。私の失敗談と先輩という架空の人物のやり取りを話すことで、彼は自分への非難とは取らずに話しを聞いてくれました。
③悩んでいる人へのポジティブアドバイスはいらない
悩んでいる相手が求めていることは「わかってほしい」「共感してほしい」であって必ずしもプラス方向に転換したいと思っているわけではありません。
アドバイスをする場合には、意見を押し付けないように慎重にしましょう。
④嫌われる人の話し方の共通点
「4Dワードを連発する人」
「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」この4Dワードをよく口にする人は嫌われます。特に気をつけたいのは「でも」
「○○がすき」といったそばから「でも、あれはこうゆうところがダメだね」などと言われて良い気持ちになる人はいません。
つっこんだ男女関係や下ネタを話す人
ここでいう、つっこんだ男女関係とは「自分がいかに遊んでいるか」という話のことです。笑顔で「そうなんだ」と周りの人が聞いたとしても、心の中で「何?この人?あまり深入りするのはやめよう」と思われるのがオチです。わざわざそんな事を公言する必要はないのです。
特に下ネタは、最もひんしゅくを買いやすい危険をはらんだ話題です。気のおけない女性同士、男性同士では盛り上がることがあるかもしれませんが、よく知らない間柄では避けたほうが良いでしょう。
お笑い芸人のマネごとをするひと
「いじる」というのは「いじられる」皮も含めて、プロだけに許された高度なテクニックであると認識しましょう。素人が安易に真似をすると相手を傷つけてしまします。
話をまとめてしまう人
会議であれば意見をまとめて議論を終わらせる必要がありますが、飲み会やパーティーなどでは色々な人と他愛もないフリートークの場では、それは必要ありません「何を話したか覚えてないけど、あの人との時間、なんか楽しかった」と思ってもらえたら、それで成功なのです。
無理やり話をまとめたり、結論をだそうとしたりするのは野暮というものです。
相手の話しを奪う人
前に相手との共通点探しのメリットをお話しました。その時に気をつけたいのは相手との共通点が見つかっても話しを相手から奪ってしまわないようにするということです。
「そもそも共通点を話したのは相手にもっと話してもらうため」という基本姿勢に立ち返りましょう。
すぐに馴れ馴れしい口を聞く人
人は、目上であれ、目下であれ、立場が上であれ、立場が下であれ、知り合ってすぐに馴れ馴れしい口を聞く人には不快の念を抱きます
負け惜しみを言う人
人は自分と他者を比べる習性があります。相手は何かを成した話しをした時に「すごいな」という気持ちを抱くのと同時に、多少の嫉妬の念が入るものです。問題はそれを表に出すか否かです。素直に人を称賛出来る人は同じく称賛されます。
8.人を動かす人の話し方
①がんばれの使い方
頑張りすぎている人には・・・・・・・「ちょっと力を抜こうよ」
頑張ってない人には・・・・・・・・・「頑張りたくなるように」
頑張りたくて頑張っている人には・・・「未来を語る」
②運のいい人たちが使っている口ぐせ
日本人の一番好きな言葉をご存知ですか?それは「感謝」の言葉だそうです。
自分の言葉を一番聞いているのは自分自身です。そして自分の言葉を聞く時は、心は無意識状態ですから、その言葉がストレートに入ってきます。ですから「いい言葉を口ぐせにする」ということは、精神衛生上、ものすごくプラスの効果があるのです。
③「相手の立場に立つ」も練習次第で身につく
相手の「気持ちを考えて話しをしよう」よく言われる言葉です。この本でも何度もきさいされています。しかし、なかなか相手の立場に立って話すことは難しいことです。練習としてテレビで謝罪会見が行われている時に「もし自分がこの人の立場だったらどうするだろう?もしこの人が目の前にいたらどんな声をかけるだろう」と考えます。そうすると、自然に物事を自分軸だけでなく、相手軸からもみることができるようになります。
おわりに
会話がうまくなると、人間関係が劇的によくなります。なぜか?「話し方のスキルを上げること」=「心を磨く」ことなのです。心が変わり話し方がかわると人間関係が大きく変わります。話し方とは「口ぐせ」であり「習慣」そのものです。いかにすればいい習慣が身につけることができるか?がポイントになります。
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